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ジャンクレンズの全玉抜き その32010-03-19(Fri)

そして最終章です。
■試写と問題点
今回は大変コンパクトな直進ズームレンズを選んで、チューブヘリコイドを
試作しました。
試作したと言っても、カメラレンズの選定とその玉抜き作業で終了です。
BORGへの接続は超簡単で、パーツ1個で足りました。
要するにカメラレンズの玉を抜いてBORGに繋げただけですが、
たったこれだけで、
BORGの筒を前後&回転すると、ピント操作が可能になります。
左手で支える鏡筒全体が、ピントリングの役目を果たすことは
以前試作したチューブヘリコイドと全く同じです。

それにしてもカメラレンズを利用すると、作業がとても楽に進みます。
直ぐにタカハシFS60CBの短焦点用とBORG77EDⅡ&101ED用の試作機が
完成しました。
まだフィールドでのトビモノ撮影に、仕事が忙しくて使用しておりませんが
今までの試作機と比べると、さすがにカメラレンズのヘリコイドですネ。
操作性のスムーズさは、すばらしいものがあります。
使用したカメラレンズは、ヘリコイドMと同クラスの大きさを基準にしましたので、
BORGに繋げても違和感がなくて、とても格好良いです。
しかも絞りも使えるし、言うことがないように思えますが・・・・
肝心なのは、手持ちでトビモノの撮影に使えるかどうかなんです。

検証
1.直進ズームレンズのズーミングは、BORGのドロチューブに勝っているのか?
直進ズームレンズは、ピントリングを前後に動かすと鏡筒の全長が変化します。
これを利用するとドロチューブが全く不要になると思いました。
直進ズームは適度なトルク感もあって、ドロチューブよりも絶対良いに違いない・・・・
と期待が膨らみました。
しかし、
実際にファインダーを覗いて合焦操作すると、BORGのドローチューブの方が
断然操作しやすいです(涙)。
レンズをいろいろと替えても、すぐにピントが来るのはドロチューブの方で
その結果に、かなり落胆しました。
私がBORGのドロチューブに慣れてしまっているせいかもしれませんが
コンパクトなレンズのズーム操作に伴うトルク感が、ピント操作において
どうもしっくりと来ない感じです。ピントの微調整がし辛い・・
粘着性のない柔らかいヘリコイドグリスに替えようか迷いましたが・・・
また無駄遣いになりそうなので止めました。
これはコンパクトな直進ズームレンズから、もっと大きな直進ズームレンズに変更するのが
一番の解決法かもしれませんネ。
しかし、今は全くそのつもりはありません。
慣れているBORGのドロチューブを、そのまま使用すれば良い話です。
ドロチューブを併用することで直進ズームレンズのズームは、被写体がかなり接近した時の
安全弁として使えますので、いざと言うときに重宝しますネ。

2.ピントの微調整は?
ドロチューブを併用することで、BORGのヘリコイドを使用して不合格になった
前試作機と全く同じ問題が生じることになりました。
カメラレンズのピントリングによる光路長の変化が、ヘリコイドMのように動きが微動だと
手持ちによるトビモノ撮影には使えません。
ドロチューブとカメラレンズのピント操作上のコンビネーションが相当に難問で、
双方が上手くかみ合わず、まだ満足な結果が得られていません。
今回、選択したカメラレンズはBORGのヘリコイドMより微動ではないものを選びましたので、
トマリモノならば充分に使えますし、ドロチューブ初心者にとっては操作性において高い評価が
受けられると思います。
しかし、トビモノで使用するには・・これがまだまだですネ
これでは、トビモノの先生であるあきGGさんに送ったら、また不合格になるでしょう。
現段階では、未だに自分自身が納得していない状態ですので、もっと工夫をして
実際のフィールドで、検証を重ねて行きたいと思います。
果たして、いままで何のために玉抜きをしたのか????ですネ。 
BORGに繋がる絞りを量産してしまいました。とほほ・・

結局、既にBORGのドロチューブに相当慣れた方にとっては、
シンプルなBORGのドロチューブに勝るモノはないのかもしれません。
マニュアル撮影の道具は、使い勝手の良いのが一番です。
やればやるほど、BORGのドロチューブの再評価に繋がりますので
最近、かなり気弱になってきました。
しかし、自分にとっての理想の操作性を実現するため
今後もジャンクレンズを物色していきたいと思います。

■天体望遠鏡のピント操作
今後、コーワが鏡筒にヘリコイドと絞りを付けたフローライト鏡で参入してきます。
写真で見る限りでは、口径が大きくて、かなり重そう・・。
しかし、これはカメラレンズ並みのピント操作性が期待できますネ。
この機種が製品的に成功すれば、いずれ低価格帯製品も発売されるでしょう。
また、ケンコーには既にこの種の類似品がありますので、売れると分かると
ケンコーも改良してこの分野に力を入れてきますヨ~ 
天体望遠鏡を使用した野鳥撮影における唯一の欠点は、野鳥撮影に際して、
すぐにピントが合わしずらいという操作性の不便さにありました。
他社がこの欠点をクリアにした製品を投入してくると、これからは先発のBORGでさえ
軽量・コンパクト・機動性だけでは厳しくなると思います。
今年にBORGから優れたスペック&硝材を持った新製品の対物レンズが発売されても
合焦装置が、今の天体用に開発されたヘリコイドとフォーカーサーだけで
果たして、コーワの新製品に対抗できるのでしょうか?

これまでBORGは、全く道のない雪山を、孤軍奮闘・・・
汗を掻き掻き試行錯誤の繰り返し、大変苦労してラッセルをしながら、
やっとの思いで道を作ってきました。
初登頂間近、ふと後ろを振り返ると・・・、すぐ後を、BORGが切り開いたその道を辿って、
格好良い最新式の重装備で身を固めた者が、元気よく楽々と登ってくるではないですか。
そして、その者たちは優れた技術と設備及び資金を持っています。
こちらを良く研究し、弱点を知り抜いた上で得意な分野のリスクの無い形での参入です。
小さな山に、なんと組織力で乗り込んで来ました。
多勢に無勢・・・これは、たまったものではありません。
正にBORGにとっては「まったなし」の状態になりましたネ。
麓から1人で頑張っているBORGの中川さんにエールを送りたいで~す。
しかし、能力と資金力の無い私に出来ることは何もありませんが・・とほほ・・。

■お詫び
今回使用したカメラレンズの具体的な機種名は、いろいろと弊害があるかもしれませんので
お教えできません。どうか写真で判断してください。
玉抜きの全工程、作業方法も、今は忙しくて解説できません。
お許し下さい。

■連休中に休みをとって、試作機でトビモノを試写する予定です。
久しぶりの撮影なので、トビモノは全く自信がありませんが・・・
やっと野鳥の写真がUP出来そうです。

Fc2blog - ジャンル:写真 » テーマ:今日の独り言

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プロフィール

花助

  • Author:花助
  • 上から読んでも、下から読んでも
    「とほ・ほ・・ほと」です。

    ・世田谷在住の親爺で~す。
    ・趣味はカヤック、風景や野鳥撮影
    ・好きな所 信州
    ・撮影機材 オリンパス
           キャノンとペンタックス

    ・天体望遠鏡と骨董レンズによる野鳥撮影に凝っています。

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