■自営業って不自由業
なんと・・この土日も仕事で、休みが取れません。
忙しいのに・・・
頭の中はチューブ・ヘリコイドのアイディアがぐるぐると回っています。
深夜、パーツ類で遊んでいても少しも疲れませんが
仕事だとクタクタになってしまう。
仕事が趣味の人は、幸せというか・・きっと疲れ知らずだネ~
■試行錯誤のチューブ・ヘリコイド
チューブ・ヘリコイドに最適なヘリコイドを求めて試行錯誤です。
木槌で叩かれ加工されたM57ヘリコイドDXは、
ガタが気になってボツになりました。1号機はオシャカ(涙)
懲りずに今度はM57ヘリコイドLⅡを購入しました。
この機種はヤスリで削ったりして加工が少し大変でしたが、
どうにかチューブ・ヘリコイド2号機が完成。

結論、残念ながら・・・この機種も少しガタがあります。
加工前はガタに気付かなかったので、加工中に生じたものかもしれませんネ
そもそもM57ヘリコイドLⅡの手動回転リング部をドロチューブ内に
埋め込むなんて・・想定外の使用法なので、いろいろと弊害が出てくるようです。
まだまだ試したいヘリコイドはありますが、もう金銭的にギブアップ(涙)
あとチョットで完成なのに(涙)・・・、
ヘリコイドのガタ解消に満足な解決法が見いだせず、気分は完全にブルーに!
もう手元に残っているヘリコイドは、大きくて頑丈なヘリコイドMだけ。
このヘリコイドMは重いので、今までほとんど使用していませんでした。
それに、これをドロチューブ内に埋め込むことは、とても困難なので
チューブ・ヘリコイドには絶対無理、最初から対象外として諦めていました。
貧乏な私・・・
他にヘリコイドがないものだから、仕方なくこれでいろいろと試していたら、
これがピッタシカンカン、どうにか目処が立ちました。
それも全くガタがなく、ひょっとして出来が一番良いかもしれません。
3号機は、やったネ♪
このように、BORGのシステム考案って、
いろいろなパーツの組み合わせ作業なので、まるでゲーム感覚ですネ
パーツで遊ぶことは、私のボケ防止に最適な方法かもしれません。
ヘリコイドMは、多くのBORGユーザーが、既に持っていますので
これが利用できるとなると、メリットが大きいと思います。
作り方等は、時間が出来たら必ずUPしますので、
しばらくお待ちください。
多くの方が、私の文章力ではチューブ・ヘリコイドって何のことか
全く分からないと思います。能力が足りず、言葉で表現は難しいです。
とにかく目から鱗・・・
いずれ動画で、説明したいで~す。
■対物レンズ101EDについて
生産中止になった101EDは、軽量設計のために対物セルが薄く光軸ズレがおきやすいと
言われていました。
野鳥撮影においては、軽くて大変写りが良いのに、
光軸ズレ問題が唯一のネックになっていましたが
この件でヨシカワさんに電話で相談したら、処置をしてくれることになりました。
処置の内容及び金額は、まだ未定ですが、この件も後日ブログに詳細をUPしたいです。
処置の見積り金額が高ければ、何もせずに売却して新機種を購入するかもしれませんが・・・
101EDをもっている方は、期待してください。
なんと・・この土日も仕事で、休みが取れません。
忙しいのに・・・
頭の中はチューブ・ヘリコイドのアイディアがぐるぐると回っています。
深夜、パーツ類で遊んでいても少しも疲れませんが
仕事だとクタクタになってしまう。
仕事が趣味の人は、幸せというか・・きっと疲れ知らずだネ~
■試行錯誤のチューブ・ヘリコイド
チューブ・ヘリコイドに最適なヘリコイドを求めて試行錯誤です。
木槌で叩かれ加工されたM57ヘリコイドDXは、
ガタが気になってボツになりました。1号機はオシャカ(涙)
懲りずに今度はM57ヘリコイドLⅡを購入しました。
この機種はヤスリで削ったりして加工が少し大変でしたが、
どうにかチューブ・ヘリコイド2号機が完成。

結論、残念ながら・・・この機種も少しガタがあります。
加工前はガタに気付かなかったので、加工中に生じたものかもしれませんネ
そもそもM57ヘリコイドLⅡの手動回転リング部をドロチューブ内に
埋め込むなんて・・想定外の使用法なので、いろいろと弊害が出てくるようです。
まだまだ試したいヘリコイドはありますが、もう金銭的にギブアップ(涙)
あとチョットで完成なのに(涙)・・・、
ヘリコイドのガタ解消に満足な解決法が見いだせず、気分は完全にブルーに!
もう手元に残っているヘリコイドは、大きくて頑丈なヘリコイドMだけ。
このヘリコイドMは重いので、今までほとんど使用していませんでした。
それに、これをドロチューブ内に埋め込むことは、とても困難なので
チューブ・ヘリコイドには絶対無理、最初から対象外として諦めていました。
貧乏な私・・・
他にヘリコイドがないものだから、仕方なくこれでいろいろと試していたら、
これがピッタシカンカン、どうにか目処が立ちました。
それも全くガタがなく、ひょっとして出来が一番良いかもしれません。
3号機は、やったネ♪
このように、BORGのシステム考案って、
いろいろなパーツの組み合わせ作業なので、まるでゲーム感覚ですネ
パーツで遊ぶことは、私のボケ防止に最適な方法かもしれません。
ヘリコイドMは、多くのBORGユーザーが、既に持っていますので
これが利用できるとなると、メリットが大きいと思います。
作り方等は、時間が出来たら必ずUPしますので、
しばらくお待ちください。
多くの方が、私の文章力ではチューブ・ヘリコイドって何のことか
全く分からないと思います。能力が足りず、言葉で表現は難しいです。
とにかく目から鱗・・・
いずれ動画で、説明したいで~す。
■対物レンズ101EDについて
生産中止になった101EDは、軽量設計のために対物セルが薄く光軸ズレがおきやすいと
言われていました。
野鳥撮影においては、軽くて大変写りが良いのに、
光軸ズレ問題が唯一のネックになっていましたが
この件でヨシカワさんに電話で相談したら、処置をしてくれることになりました。
処置の内容及び金額は、まだ未定ですが、この件も後日ブログに詳細をUPしたいです。
処置の見積り金額が高ければ、何もせずに売却して新機種を購入するかもしれませんが・・・
101EDをもっている方は、期待してください。
■チュ-ブ・ヘリコイドの補足です。
少し補足しま~す。
ヘリコイドは、ヘリコイドに付いているの回転リングを手で回すことにより、
望遠鏡の鏡筒が前後し、ピントを合わせます。
構造上、ヘリコイドはこの手動回転リングの操作がないと、全く機能しません。
今回の改良は、望遠鏡鏡筒の回転とヘリコイドの回転リングの回転を同期させるもので
言わば鏡筒全体が、ヘリコイドの回転リングになったことを意味します。
鏡筒を持つ左手の位置に関係なく、ただ鏡筒を回すだけでピント調整が出来ます。
ドローチューブで大まかにピントを合わせ、ピント微調整は鏡筒を回すというのは
今までと全く同じ事ですが、内容がチョット違います。
今までの鏡筒の回転は、空回転によるピント調整であって、そこには規則性がなく
慣れと熟練度が要求されました。
今回の改良により鏡筒の回転は、直ぐにヘリコイドに切り替わりますので
ピント調整が初心者でも可能になりました。これって凄くない???
■チュ-ブ・ヘリコイドの作り方
超簡単!!
ドロチューブとヘリコイドの回転リングを繋げるだけで完成です。
問題はドロチューブ内に入るヘリコイドを探すだけ・・。
私は手持ちのM57ヘリコイドDXを使用しました。
![7758a[1]](https://blog-imgs-30-origin.fc2.com/k/h/a/khanasuke/20100123234509bea.jpg)
最初、機能だけを確かめようと・・
ヘリコイドの回転リングをテーピングしてドロチューブ内にねじ込みました。
そしたら途中で抜けなくなってしまい、仮止めのはずが全くビクともしません。
仕方がないので、木槌で叩いてチューブの奥まで入れ込み、そのまま完成に?
想定外のことで、工作過程の写真が一切撮れませんでした。
工作時間は30分弱、工具は、ハサミと木槌だけ・・・超原始的。
前回、ブログにはネジ止で接続と書きましたが、今週末までにネジ止め予定でしたが
ネジ止めしようにも出来ない状態になっています(大汗)。
私の試作仮組み・・・、結局このまま使用することになりそうです。
■注意事項
①鏡筒を回したときにドロチューブも回転するように、またチューブの押し引きが
スムーズになるようホルダーのストップネジで調整する。
②ヘリコイドの回転リングは、左右の回転に対応できるように
最初の位置は常に真ん中をキープする。下の写真を参考

③手待ち専用でしか、効果が認められません。三脚等で鏡筒を固定してしまうと
鏡筒が回転しないのでヘリコイドが働かなくなります。
一脚を使用する場合は、カメラ本体に装着する。
④私は以前購入して使わなかったヘリコイドを利用しましたが、決してこの機種が
最良の選択とは思っておりません。
機種によってヘリコイドにもガタがありますので、このブログを読んで直ぐに
購入しない方が賢明です。改良に最適なヘリコイドが他にあると思います。
どなたか、お勧めのヘリコイドを探して下さると助かります。
最後に、
この改良は、私のトビモノ撮影には最適だと思いましたが、
用途が限られていますので、皆様にとっては??かも・・
これから仕事が忙しくて、更なる改良や細かい検証が全く出来ませんので
後は、皆様からの情報をお待ちしています。
少し補足しま~す。
ヘリコイドは、ヘリコイドに付いているの回転リングを手で回すことにより、
望遠鏡の鏡筒が前後し、ピントを合わせます。
構造上、ヘリコイドはこの手動回転リングの操作がないと、全く機能しません。
今回の改良は、望遠鏡鏡筒の回転とヘリコイドの回転リングの回転を同期させるもので
言わば鏡筒全体が、ヘリコイドの回転リングになったことを意味します。
鏡筒を持つ左手の位置に関係なく、ただ鏡筒を回すだけでピント調整が出来ます。
ドローチューブで大まかにピントを合わせ、ピント微調整は鏡筒を回すというのは
今までと全く同じ事ですが、内容がチョット違います。
今までの鏡筒の回転は、空回転によるピント調整であって、そこには規則性がなく
慣れと熟練度が要求されました。
今回の改良により鏡筒の回転は、直ぐにヘリコイドに切り替わりますので
ピント調整が初心者でも可能になりました。これって凄くない???
■チュ-ブ・ヘリコイドの作り方
超簡単!!
ドロチューブとヘリコイドの回転リングを繋げるだけで完成です。
問題はドロチューブ内に入るヘリコイドを探すだけ・・。
私は手持ちのM57ヘリコイドDXを使用しました。
![7758a[1]](https://blog-imgs-30-origin.fc2.com/k/h/a/khanasuke/20100123234509bea.jpg)
最初、機能だけを確かめようと・・
ヘリコイドの回転リングをテーピングしてドロチューブ内にねじ込みました。
そしたら途中で抜けなくなってしまい、仮止めのはずが全くビクともしません。
仕方がないので、木槌で叩いてチューブの奥まで入れ込み、そのまま完成に?
想定外のことで、工作過程の写真が一切撮れませんでした。
工作時間は30分弱、工具は、ハサミと木槌だけ・・・超原始的。
前回、ブログにはネジ止で接続と書きましたが、今週末までにネジ止め予定でしたが
ネジ止めしようにも出来ない状態になっています(大汗)。
私の試作仮組み・・・、結局このまま使用することになりそうです。
■注意事項
①鏡筒を回したときにドロチューブも回転するように、またチューブの押し引きが
スムーズになるようホルダーのストップネジで調整する。
②ヘリコイドの回転リングは、左右の回転に対応できるように
最初の位置は常に真ん中をキープする。下の写真を参考

③手待ち専用でしか、効果が認められません。三脚等で鏡筒を固定してしまうと
鏡筒が回転しないのでヘリコイドが働かなくなります。
一脚を使用する場合は、カメラ本体に装着する。
④私は以前購入して使わなかったヘリコイドを利用しましたが、決してこの機種が
最良の選択とは思っておりません。
機種によってヘリコイドにもガタがありますので、このブログを読んで直ぐに
購入しない方が賢明です。改良に最適なヘリコイドが他にあると思います。
どなたか、お勧めのヘリコイドを探して下さると助かります。
最後に、
この改良は、私のトビモノ撮影には最適だと思いましたが、
用途が限られていますので、皆様にとっては??かも・・
これから仕事が忙しくて、更なる改良や細かい検証が全く出来ませんので
後は、皆様からの情報をお待ちしています。
忙しくてブログの更新が出来ないと言いながら・・・
いつものペ-スで更新です。
手持ちMFのBORGに、こんな機能があったら良いなァ・・と思って
先週末にドロチューブとヘリコイドを合体させて、簡単な試作機を作りました。
手持ち限定のシステムなので、用途は限られますが
これ、トビモノに挑戦中の私にとっての必需品になりそうです。
それにしても人気のAF-BORGを封印して半年間、三脚も使わずに手持ちで
トビモノを狙うようになりましたが、やってみて気付きました。
どうやら身軽な私の撮影スタイルに、とても合っているようです。
何よりもゲーム&スポ-ツ感覚で、撮影自体が以前の数倍楽しくなりました。
トビモノを狙ってマニュアルでピントが決まる感覚は、とても刺激的です。
また野鳥の飛翔シーンって、どんな鳥でも躍動感があって素晴らしいですネ。
あきGGさんが先導してきた「BORGでトビモノ撮影」の世界、
今、ジワジワと・・そして着実に広がってきています。
さて、本題に・・
■手持ちトビモノ撮影用のドロチューブ
私は、ヘリコイドよりもドロチューブが好きなので、
ピントの合焦操作はドロチューブのみでした。
最終的なピントの微調整は、あきGGさん流の前後に力を加えながら鏡筒全体を回転して
合焦させます。正に、これは職人芸ですネ 少し慣れが必要です。
あきGGさんの撮られた素晴らしい写真を見れば、この方法がBORGを使って手持ちで
トビモノ撮影をするのに、とても効果的な方法だと分かります。
あきGGさん曰く「最終的な合焦操作は、鏡筒を回転させながら、ピントを合わせる」
この教えがなかったら、「BORGでトビモノ撮影」は直ぐに挫折していたでしょう。
ただし、撮影回数が少なく練習嫌いな私は、このピント合わせがいつまで経っても、
なかなか上手くなりません。最後の詰めが甘いというか・・・
ここでモタモタしている間に、鳥の飛翔シーンは後ろ姿ばかりに・・・。
オマケにピンボケだらけで・・、二重にトホホ・・です。
鏡筒を回転させたときに、ヘリコイドのような規則性を持った動きをしてくれたら
もっと正確なピント合わせが出来るのに・・これは切実な問題でした。
フロントヘリコイドもやってみましたが、私にとってはイマイチな感じです。
簡単なドロチューブだけの操作に慣れてしまっているので、しっくりこないのです。
ドロチューブを操作しながら、鏡筒を回転させると直ぐにヘリコイドに切り替わる
そのようなシステムが欲しいと思っていました。
■試作 チュ-ブ・ヘリコイド
思い立ったら吉日、早速に手元のパーツ類を使って、ドロチューブなのに・・・
鏡筒を回すとヘリコイドになるものを、ド素人なりに作ってみました。
単にドロチューブ内にヘリコイドの回転部をネジで固定し接続しただけのものですが
手持ち撮影には、大変効果があると確認し・・・思わずニンマリです。
ひょっとして・・・これって、良いかも♪ 自画自賛で~す(笑)
それにしてもこの機能、あると相当に便利です。なのに、これまでどうしてなかったのだろうか?
マァ・・・BORGをマニュアル&手持ち&トビモノ(三重苦)で使用する人は
ほんとに物好き(笑)というか・・・ごく少数の人ですから・・・
今までは、そんな機能などは必要なかったのでしょう。

ドロチューブの中に、M57ヘリコイドDXの回転リング部分を埋め込みました。
![7758bs[1]](https://blog-imgs-30-origin.fc2.com/k/h/a/khanasuke/201001232349028f5.jpg)
テーピングして、ねじ込み・・木槌でたたいて奥まで詰め込みました。
M57ヘリコイドDXのガタが大きくなった感じです(涙)
まだ試写しておりませんが
「ドロチュ-ブ・ヘリコイドDXシステム」(単にパ-ツの名称を並べただけ・・)
略して「チュ-ブヘリコイド」、今後にご注目を♪
仕事が忙しくて、まだ試作仮組みの段階です。
実際に使用するには、仮止めの状態なので耐久性に不安があります。
今後、試写を繰り返して、いろいろと改良していきたいと思います。
■「メリット」
この改良の価値は、あくまでも手持ちに限定されますが、
ドロチューブとヘリコイドの良さを、同時に堪能出来ます。
引くとドロチューブ、回すとヘリコイドに♪ 引きながら回すと・・相乗効果は抜群。
マニュアルフォーカスにおいて合焦スピードが早まり、ジャスピン率がUP。
システムがとても軽い。
合焦操作が、とても簡単でシンプル。
フロントヘリコイドと違って101EDでも使用可能。
■「デメリット」
使用したM57ヘリコイドDXに、少しガタがある。個体差?
接続方法が?なので耐久性に不安。
M57ヘリコイドDX、価格が少し高い。
三脚使用では鏡筒が回転しないので、ヘリコイドの機能が使えません。
■BORGの中川さんが、コプティック星座館を紹介してくれました。
お店の室井さん、言葉には出しませんが中川さんの訪問を首を長くして待っていたんですヨ~
願いが通じて良かったです。
いつものペ-スで更新です。
手持ちMFのBORGに、こんな機能があったら良いなァ・・と思って
先週末にドロチューブとヘリコイドを合体させて、簡単な試作機を作りました。
手持ち限定のシステムなので、用途は限られますが
これ、トビモノに挑戦中の私にとっての必需品になりそうです。
それにしても人気のAF-BORGを封印して半年間、三脚も使わずに手持ちで
トビモノを狙うようになりましたが、やってみて気付きました。
どうやら身軽な私の撮影スタイルに、とても合っているようです。
何よりもゲーム&スポ-ツ感覚で、撮影自体が以前の数倍楽しくなりました。
トビモノを狙ってマニュアルでピントが決まる感覚は、とても刺激的です。
また野鳥の飛翔シーンって、どんな鳥でも躍動感があって素晴らしいですネ。
あきGGさんが先導してきた「BORGでトビモノ撮影」の世界、
今、ジワジワと・・そして着実に広がってきています。
さて、本題に・・
■手持ちトビモノ撮影用のドロチューブ
私は、ヘリコイドよりもドロチューブが好きなので、
ピントの合焦操作はドロチューブのみでした。
最終的なピントの微調整は、あきGGさん流の前後に力を加えながら鏡筒全体を回転して
合焦させます。正に、これは職人芸ですネ 少し慣れが必要です。
あきGGさんの撮られた素晴らしい写真を見れば、この方法がBORGを使って手持ちで
トビモノ撮影をするのに、とても効果的な方法だと分かります。
あきGGさん曰く「最終的な合焦操作は、鏡筒を回転させながら、ピントを合わせる」
この教えがなかったら、「BORGでトビモノ撮影」は直ぐに挫折していたでしょう。
ただし、撮影回数が少なく練習嫌いな私は、このピント合わせがいつまで経っても、
なかなか上手くなりません。最後の詰めが甘いというか・・・
ここでモタモタしている間に、鳥の飛翔シーンは後ろ姿ばかりに・・・。
オマケにピンボケだらけで・・、二重にトホホ・・です。
鏡筒を回転させたときに、ヘリコイドのような規則性を持った動きをしてくれたら
もっと正確なピント合わせが出来るのに・・これは切実な問題でした。
フロントヘリコイドもやってみましたが、私にとってはイマイチな感じです。
簡単なドロチューブだけの操作に慣れてしまっているので、しっくりこないのです。
ドロチューブを操作しながら、鏡筒を回転させると直ぐにヘリコイドに切り替わる
そのようなシステムが欲しいと思っていました。
■試作 チュ-ブ・ヘリコイド
思い立ったら吉日、早速に手元のパーツ類を使って、ドロチューブなのに・・・
鏡筒を回すとヘリコイドになるものを、ド素人なりに作ってみました。
単にドロチューブ内にヘリコイドの回転部をネジで固定し接続しただけのものですが
手持ち撮影には、大変効果があると確認し・・・思わずニンマリです。
ひょっとして・・・これって、良いかも♪ 自画自賛で~す(笑)
それにしてもこの機能、あると相当に便利です。なのに、これまでどうしてなかったのだろうか?
マァ・・・BORGをマニュアル&手持ち&トビモノ(三重苦)で使用する人は
ほんとに物好き(笑)というか・・・ごく少数の人ですから・・・
今までは、そんな機能などは必要なかったのでしょう。

ドロチューブの中に、M57ヘリコイドDXの回転リング部分を埋め込みました。
![7758bs[1]](https://blog-imgs-30-origin.fc2.com/k/h/a/khanasuke/201001232349028f5.jpg)
テーピングして、ねじ込み・・木槌でたたいて奥まで詰め込みました。
M57ヘリコイドDXのガタが大きくなった感じです(涙)
まだ試写しておりませんが
「ドロチュ-ブ・ヘリコイドDXシステム」(単にパ-ツの名称を並べただけ・・)
略して「チュ-ブヘリコイド」、今後にご注目を♪
仕事が忙しくて、まだ試作仮組みの段階です。
実際に使用するには、仮止めの状態なので耐久性に不安があります。
今後、試写を繰り返して、いろいろと改良していきたいと思います。
■「メリット」
この改良の価値は、あくまでも手持ちに限定されますが、
ドロチューブとヘリコイドの良さを、同時に堪能出来ます。
引くとドロチューブ、回すとヘリコイドに♪ 引きながら回すと・・相乗効果は抜群。
マニュアルフォーカスにおいて合焦スピードが早まり、ジャスピン率がUP。
システムがとても軽い。
合焦操作が、とても簡単でシンプル。
フロントヘリコイドと違って101EDでも使用可能。
■「デメリット」
使用したM57ヘリコイドDXに、少しガタがある。個体差?
接続方法が?なので耐久性に不安。
M57ヘリコイドDX、価格が少し高い。
三脚使用では鏡筒が回転しないので、ヘリコイドの機能が使えません。
■BORGの中川さんが、コプティック星座館を紹介してくれました。
お店の室井さん、言葉には出しませんが中川さんの訪問を首を長くして待っていたんですヨ~
願いが通じて良かったです。
■いつもの公園へ
例年の事ながら、1月から3月はとても仕事が忙しくなります。
この時期は週末もなかなか野鳥撮影に行けませ~ん(涙)
特に、今年は仕事の環境が大きく変わった影響なのか、とても忙しいです。
お陰で、もうかなり疲れがたまってきていて、ストレスで体調がイマイチに・・。
先日、仕事上の会合&懇親会の帰り、大して飲んでもないのに駅で意識を失ってしまい
気が付いたら警察に保護されておりました。アア~これは大失態!!!
女房カンカン・・・ホントにお恥ずかしい限りです。
それにしてもお酒で意識が無くなるなんて・・、初めての経験です。
急に酒が弱くなりました。これは気を付けなくてはいけませんネ
やはり健康維持のため、せめて日曜日だけは仕事を離れて休もうと・・・
そして休日は、出来るだけ公園や里山を散策しようと思います。
今日も公園に行きましたが、広い公園や海辺をゆっくりと散策♪
猛禽エリアで寄り道をしましたが、猛禽撮影は来たタイミングが遅く
既にノスリの見せ場は終了しており、野鳥撮影の成果無しの状態です。

今日は、隅々までよく歩きました。
夕日を眺めながら飛行機や海辺の風景をBORG77EDⅡを使用して撮影しましたが





こんな休日の過ごし方も、良いですネ
■お詫び! ブログの更新が、厳しいです。
これから・・
しばらくの間、ブログの更新が出来にくい状況になります。
皆様のご期待に添えず、大変申し訳ありませんが・・・
しばしの猶予をお与え下さ~い。
よろしくお願いします。
■撮影 BORG77EDⅡ+K7 手持ち撮影
例年の事ながら、1月から3月はとても仕事が忙しくなります。
この時期は週末もなかなか野鳥撮影に行けませ~ん(涙)
特に、今年は仕事の環境が大きく変わった影響なのか、とても忙しいです。
お陰で、もうかなり疲れがたまってきていて、ストレスで体調がイマイチに・・。
先日、仕事上の会合&懇親会の帰り、大して飲んでもないのに駅で意識を失ってしまい
気が付いたら警察に保護されておりました。アア~これは大失態!!!
女房カンカン・・・ホントにお恥ずかしい限りです。
それにしてもお酒で意識が無くなるなんて・・、初めての経験です。
急に酒が弱くなりました。これは気を付けなくてはいけませんネ
やはり健康維持のため、せめて日曜日だけは仕事を離れて休もうと・・・
そして休日は、出来るだけ公園や里山を散策しようと思います。
今日も公園に行きましたが、広い公園や海辺をゆっくりと散策♪
猛禽エリアで寄り道をしましたが、猛禽撮影は来たタイミングが遅く
既にノスリの見せ場は終了しており、野鳥撮影の成果無しの状態です。

今日は、隅々までよく歩きました。
夕日を眺めながら飛行機や海辺の風景をBORG77EDⅡを使用して撮影しましたが





こんな休日の過ごし方も、良いですネ
■お詫び! ブログの更新が、厳しいです。
これから・・
しばらくの間、ブログの更新が出来にくい状況になります。
皆様のご期待に添えず、大変申し訳ありませんが・・・
しばしの猶予をお与え下さ~い。
よろしくお願いします。
■撮影 BORG77EDⅡ+K7 手持ち撮影
■BORG101EDについて
BORGの中川さんは、リンク先のブログをよくチェックされていて
私が昨年の日食前に、BORG101EDを売却するとブログに書いたら、
BORGの野鳥リンク集の「とほ・ほ・・ほと」紹介文から101EDを外してくれました。
BORG関連の情報収集とはいえ、私のブログまで訪問して下さるとは・・・
日頃、勝手気ままに辛口コメントを書いているので、恐縮してしまいますネ
さて、このBORG101EDは、大変軽くて優秀な対物レンズなのですが、
軽量化のために対物セルが薄く設計されており光軸がずれやすいという欠点を持っていました。
昨年に、BORGから「野鳥宣言」があり、中川さんがこのままの状態で101EDを売るはずがない
きっと新機種が発売されるに違いないので、日食前に高値で売却してしまおうと思いました。
ところが、私の仕事を取りまく環境が大きく変わり、事務所移転など・・もうバタバタの状態で
実は、101EDは売却できず、未だに手元にあります。
そうしている内に、遂にBORG101EDは生産中止になりました。
いまBORGが開発している新対物レンズは、間違いなくこの101EDの後継機だと思われます。
売り損ねた101ED、とても愛着がありますので、ヨシカワさんにセルの固定をお願いしてみようと
思ってます。あくまでも処置が可能ならばの話ですが、無理ならトビモノに使用しない対物鏡は
やはり売却の予定です。
BORGの新対物レンズ、これは興味津々ですネ
詳細の発表が、とても楽しみになりました。
個人的には、口径90㎜クラスや125SD以外のSDレンズも欲しいですが、
もし発売されたとしても、世の中は大不況、当方これまでずっ~と不況・・・アハハ・・
お金がなくて結局買えませ~ん(涙)
■正月休みに撮った写真
○元旦 福島 タカハシFS60CB+K7


○3日 東京の公園より ビクセンFL55S+K7

○3日 東京の公園より BORG77EDⅡ+K7


この連休中、都合が悪くて野鳥の撮影が出来ません。
どうにか抜け出して、一日ぐらいは・・・と思っていますが
バタバタしておりますので、週明けもブログの更新が厳しいかも・・・。
繁忙期なので、お許し下さい。 ローンを背負って貧乏暇無しで~す。
BORGの中川さんは、リンク先のブログをよくチェックされていて
私が昨年の日食前に、BORG101EDを売却するとブログに書いたら、
BORGの野鳥リンク集の「とほ・ほ・・ほと」紹介文から101EDを外してくれました。
BORG関連の情報収集とはいえ、私のブログまで訪問して下さるとは・・・
日頃、勝手気ままに辛口コメントを書いているので、恐縮してしまいますネ
さて、このBORG101EDは、大変軽くて優秀な対物レンズなのですが、
軽量化のために対物セルが薄く設計されており光軸がずれやすいという欠点を持っていました。
昨年に、BORGから「野鳥宣言」があり、中川さんがこのままの状態で101EDを売るはずがない
きっと新機種が発売されるに違いないので、日食前に高値で売却してしまおうと思いました。
ところが、私の仕事を取りまく環境が大きく変わり、事務所移転など・・もうバタバタの状態で
実は、101EDは売却できず、未だに手元にあります。
そうしている内に、遂にBORG101EDは生産中止になりました。
いまBORGが開発している新対物レンズは、間違いなくこの101EDの後継機だと思われます。
売り損ねた101ED、とても愛着がありますので、ヨシカワさんにセルの固定をお願いしてみようと
思ってます。あくまでも処置が可能ならばの話ですが、無理ならトビモノに使用しない対物鏡は
やはり売却の予定です。
BORGの新対物レンズ、これは興味津々ですネ
詳細の発表が、とても楽しみになりました。
個人的には、口径90㎜クラスや125SD以外のSDレンズも欲しいですが、
もし発売されたとしても、世の中は大不況、当方これまでずっ~と不況・・・アハハ・・
お金がなくて結局買えませ~ん(涙)
■正月休みに撮った写真
○元旦 福島 タカハシFS60CB+K7


○3日 東京の公園より ビクセンFL55S+K7

○3日 東京の公園より BORG77EDⅡ+K7


この連休中、都合が悪くて野鳥の撮影が出来ません。
どうにか抜け出して、一日ぐらいは・・・と思っていますが
バタバタしておりますので、週明けもブログの更新が厳しいかも・・・。
繁忙期なので、お許し下さい。 ローンを背負って貧乏暇無しで~す。
■白鳥の流し撮り
天体望遠鏡を使っての白鳥撮影は、昨年に続いて今回で2回目になります。
実は前回もBORG101EDと77EDⅡを使って「流し撮り」に挑戦しましたが、
思ったほど背景が流れてくれませんでした。
ピ-カンの天気に明るいフィールドで、スローシャッターにならなかったことが原因です。
・・・と天気に責任転嫁です(笑)
今年も、晴れ男・・全く躍動感のない流し撮りになりました。
私の腕では、天体望遠鏡による流し撮りは、難しいですヨ~(涙)
白鳥の躍動感のある飛翔シーンを写し出す「流し撮り」は、白鳥の飛翔シーンの定番ですネ
「流し撮り」・・正確に表現すると、スローシャッターによる流し撮りです。
以前(4.5年前)、フォトコン等で「流し撮り」による白鳥写真が評価されて、
各地の写真コンテストでこの類の作品に対しての受賞が続いたことがありました。
そのお陰で白鳥の流し撮りが、一時プームになりました。
私もBORGに嵌る前から、一度は白鳥の流し撮りをやってみたい思っていましたが、
トビモノ撮影に対する苦手意識から、白鳥の流し撮りに対して消極的でした。
今は、昨年よりは手持ちのトビモノ撮影に少し慣れてきましたし・・・、
何よりもトビモノに対する苦手意識がかなり薄れてきましたので、再挑戦です。
前回も上手くいきませんでしたが、この白鳥の流し撮りを、いざ天体望遠鏡でやろうとすると、
結構大変なんです。
一般のカメラレンズと違って、天体望遠鏡には基本的に「絞り」が付いていません。
なので白鳥の「流し撮り」にとっての最適な「シャッター速度」にしたくても、
容易く設定することはできませ~ん(涙)。SSが自由にコントロール出来ないのは辛いですネ
私は、手持ち撮影のために1/125秒~1/100秒を目安に撮影を試みましたが
実際には白鳥の飛翔スピードがかなり遅いので、思い切って1/30秒前後まで
遅くした方が良い結果が得られると思います。
さて、当日は晴天、流し撮りをするためにはシャッター速度を下げる必要があります。
所有する対物レンズの中では一番暗いレンズ・ビクセンFL55S(F8)を使用し、
これにカメラをISO100の低感度設定で、目標のシャッター速度を目指しましたが
目標値近くでも、このレンズはピントが深いので、背景が綺麗に流れず・・・
シャッター速度を遅くするために×1.4テレコンを付けたら
今度は、K-7のフォーカスエイドが効かなくなって・・トホホです。
頼みのフォーカスエイドがないと、私の腕では両眼視によるMF撮影なんて出来ません(涙)
天体望遠鏡を使用しての「流し撮り」、絞りがないために一苦労です。
参考のために、当日に撮影したシャッター速度別の写真をUPします。
背景が流れない流し撮りで、ほんとに御免なさい。
■ISO感度400 1/800秒
MFで飛翔シーンを撮影することに意義を感じる私ですが、
ピントが合っても、これでは躍動感に欠けています。


■ISO感度200 1/250秒
上に比べると、水面の変化にご注目を! このSSでも、まだまだですネ

■ISO感度100 1/160秒
このSSになると、やっと背景が流れ始めました。
白鳥の遅い飛翔スピードでは、1/160秒では背景が流れにくいです(涙)

カワウは、飛翔スピードが速いので、同じSSでも背景がよく流れます。

■ISO感度100 1/125秒
上の1/160秒と、たいして変わらない印象ですが、これはカワウのスピードが速いためであって
白鳥としては、周りの背景が流れてきた影響で、スピード感&躍動感が増してきました。

■ISO感度100 1/100秒
これでも背景の流れが全然足りません。翼も止まっているし・・これではまだダメです。
実際に撮ってみると、流し撮り効果を狙うには1/100秒では役不足です。
モータースポーツの流し撮りよりも、比較にならないほど遅いSSが求められます。
白鳥の飛翔スピードが遅いのが原因なのですが、これ以上遅くなると天体望遠鏡の
手持ち撮影は、かなり厳しくなります。
今から思えば、飛翔シーンよりも、離陸直前のバタバタ滑走シーンの方が翼の動きが
激しくて、流し撮りの効果が大きく、より面白い画が撮れると思います。
*反省*
手持ちによる流し撮りの被写体としての白鳥は、やはり飛翔スピードが遅すぎます
白鳥の流し撮りは、1/30秒前後の超スローシャッターで! もちろん三脚使用。
大きい鳥なので、手持ちで簡単に流し撮り・・と思ったのが間違いでした。

日頃は必要性を感じていませんが、今回は
K-7にISO50があればナァ・・・
天体望遠鏡用の減光NDフィルターがあれば・・
BORGの「絞りM57」が欲しい・・と思いました。
結論、このフィールドでは、曇りの日に三脚を使って流し撮りを!
これが一番簡単な問題解決法だと悟りました(笑)
普段、野鳥のフィールドでは、速いSSを確保するのに苦心しますが
天気が良いのに遅いSSにしろと言われても・・・
これはこれで困ってしまいます。 「流し撮り」は良い経験になりました。
このブログを書きながら・・・
BORGの2インチホルダーの先端には52mmのフィルターが取り付けられますネ
既に52mmのND4を持っているので、これを使えば簡単に減光できたことに気付きました。
もう遅い!!! ほんとに馬鹿な私ですネ トホホです
マァ・・私の場合は、「流し撮り」以前に、いつまで経っても肝心のピントに問題があります。
今回も、白鳥の飛翔撮影はピンボケだらけでした。
白鳥の流し撮りは、来年の正月に持ち越しで~す。 来年こそは、きっと(笑)
■撮影 ビクセンFL55Sの対物レンズ+BORG筒+K7 手持ち撮影
天体望遠鏡を使っての白鳥撮影は、昨年に続いて今回で2回目になります。
実は前回もBORG101EDと77EDⅡを使って「流し撮り」に挑戦しましたが、
思ったほど背景が流れてくれませんでした。
ピ-カンの天気に明るいフィールドで、スローシャッターにならなかったことが原因です。
・・・と天気に責任転嫁です(笑)
今年も、晴れ男・・全く躍動感のない流し撮りになりました。
私の腕では、天体望遠鏡による流し撮りは、難しいですヨ~(涙)
白鳥の躍動感のある飛翔シーンを写し出す「流し撮り」は、白鳥の飛翔シーンの定番ですネ
「流し撮り」・・正確に表現すると、スローシャッターによる流し撮りです。
以前(4.5年前)、フォトコン等で「流し撮り」による白鳥写真が評価されて、
各地の写真コンテストでこの類の作品に対しての受賞が続いたことがありました。
そのお陰で白鳥の流し撮りが、一時プームになりました。
私もBORGに嵌る前から、一度は白鳥の流し撮りをやってみたい思っていましたが、
トビモノ撮影に対する苦手意識から、白鳥の流し撮りに対して消極的でした。
今は、昨年よりは手持ちのトビモノ撮影に少し慣れてきましたし・・・、
何よりもトビモノに対する苦手意識がかなり薄れてきましたので、再挑戦です。
前回も上手くいきませんでしたが、この白鳥の流し撮りを、いざ天体望遠鏡でやろうとすると、
結構大変なんです。
一般のカメラレンズと違って、天体望遠鏡には基本的に「絞り」が付いていません。
なので白鳥の「流し撮り」にとっての最適な「シャッター速度」にしたくても、
容易く設定することはできませ~ん(涙)。SSが自由にコントロール出来ないのは辛いですネ
私は、手持ち撮影のために1/125秒~1/100秒を目安に撮影を試みましたが
実際には白鳥の飛翔スピードがかなり遅いので、思い切って1/30秒前後まで
遅くした方が良い結果が得られると思います。
さて、当日は晴天、流し撮りをするためにはシャッター速度を下げる必要があります。
所有する対物レンズの中では一番暗いレンズ・ビクセンFL55S(F8)を使用し、
これにカメラをISO100の低感度設定で、目標のシャッター速度を目指しましたが
目標値近くでも、このレンズはピントが深いので、背景が綺麗に流れず・・・
シャッター速度を遅くするために×1.4テレコンを付けたら
今度は、K-7のフォーカスエイドが効かなくなって・・トホホです。
頼みのフォーカスエイドがないと、私の腕では両眼視によるMF撮影なんて出来ません(涙)
天体望遠鏡を使用しての「流し撮り」、絞りがないために一苦労です。
参考のために、当日に撮影したシャッター速度別の写真をUPします。
背景が流れない流し撮りで、ほんとに御免なさい。
■ISO感度400 1/800秒
MFで飛翔シーンを撮影することに意義を感じる私ですが、
ピントが合っても、これでは躍動感に欠けています。


■ISO感度200 1/250秒
上に比べると、水面の変化にご注目を! このSSでも、まだまだですネ

■ISO感度100 1/160秒
このSSになると、やっと背景が流れ始めました。
白鳥の遅い飛翔スピードでは、1/160秒では背景が流れにくいです(涙)

カワウは、飛翔スピードが速いので、同じSSでも背景がよく流れます。

■ISO感度100 1/125秒
上の1/160秒と、たいして変わらない印象ですが、これはカワウのスピードが速いためであって
白鳥としては、周りの背景が流れてきた影響で、スピード感&躍動感が増してきました。

■ISO感度100 1/100秒
これでも背景の流れが全然足りません。翼も止まっているし・・これではまだダメです。
実際に撮ってみると、流し撮り効果を狙うには1/100秒では役不足です。
モータースポーツの流し撮りよりも、比較にならないほど遅いSSが求められます。
白鳥の飛翔スピードが遅いのが原因なのですが、これ以上遅くなると天体望遠鏡の
手持ち撮影は、かなり厳しくなります。
今から思えば、飛翔シーンよりも、離陸直前のバタバタ滑走シーンの方が翼の動きが
激しくて、流し撮りの効果が大きく、より面白い画が撮れると思います。
*反省*
手持ちによる流し撮りの被写体としての白鳥は、やはり飛翔スピードが遅すぎます
白鳥の流し撮りは、1/30秒前後の超スローシャッターで! もちろん三脚使用。
大きい鳥なので、手持ちで簡単に流し撮り・・と思ったのが間違いでした。

日頃は必要性を感じていませんが、今回は
K-7にISO50があればナァ・・・
天体望遠鏡用の減光NDフィルターがあれば・・
BORGの「絞りM57」が欲しい・・と思いました。
結論、このフィールドでは、曇りの日に三脚を使って流し撮りを!
これが一番簡単な問題解決法だと悟りました(笑)
普段、野鳥のフィールドでは、速いSSを確保するのに苦心しますが
天気が良いのに遅いSSにしろと言われても・・・
これはこれで困ってしまいます。 「流し撮り」は良い経験になりました。
このブログを書きながら・・・
BORGの2インチホルダーの先端には52mmのフィルターが取り付けられますネ
既に52mmのND4を持っているので、これを使えば簡単に減光できたことに気付きました。
もう遅い!!! ほんとに馬鹿な私ですネ トホホです
マァ・・私の場合は、「流し撮り」以前に、いつまで経っても肝心のピントに問題があります。
今回も、白鳥の飛翔撮影はピンボケだらけでした。
白鳥の流し撮りは、来年の正月に持ち越しで~す。 来年こそは、きっと(笑)
■撮影 ビクセンFL55Sの対物レンズ+BORG筒+K7 手持ち撮影
■白鳥の飛翔撮り
帰省の都度、福島(いわき市)で白鳥を撮り続けて5年目になります。
5年と言っても、撮影は正月のみで・・
いままでの撮影回数は1シーズン平均2日間として5年で
たったの10日程度しかありません。
しかも、ここでの撮影時間は1時間から長くて2時間なので、
5年間で延15時間弱、これは少なすぎです。
最近では、ここの白鳥が飛翔する時間帯も分かっているので
白鳥の飛翔撮影としては、全く苦労することなく大変効率の良い
撮影が出来ています。


ここで撮影する人は、私の他にカメラマンが1人いれば良い方で・・・
この光景を1人で撮るには、ほんとにもったいないナァと思いつつ、
独り占めの貸し切り状態を楽しんでいます。
信州極寒の中での白鳥と違って、ここでの白鳥の飛翔シーンは
絵になりにくいので、これが撮影者のいない理由かもしれませんネ。

確かに、ここでは白鳥の背景に雪がありませんし・・・

冠雪の山々をバックに、美しい飛翔シーンを撮ることもできません。


しかし、私にとっては、この川の白鳥が私の野鳥撮影の原点なので、
給餌中止にめげずに、来年も多くの白鳥が飛来してくれるように
心から祈っています。

■撮影 ビクセンFL55Sの対物レンズ+BORG筒+K7 手持ち撮影
次回の更新は、白鳥の流し撮りです。
帰省の都度、福島(いわき市)で白鳥を撮り続けて5年目になります。
5年と言っても、撮影は正月のみで・・
いままでの撮影回数は1シーズン平均2日間として5年で
たったの10日程度しかありません。
しかも、ここでの撮影時間は1時間から長くて2時間なので、
5年間で延15時間弱、これは少なすぎです。
最近では、ここの白鳥が飛翔する時間帯も分かっているので
白鳥の飛翔撮影としては、全く苦労することなく大変効率の良い
撮影が出来ています。


ここで撮影する人は、私の他にカメラマンが1人いれば良い方で・・・
この光景を1人で撮るには、ほんとにもったいないナァと思いつつ、
独り占めの貸し切り状態を楽しんでいます。
信州極寒の中での白鳥と違って、ここでの白鳥の飛翔シーンは
絵になりにくいので、これが撮影者のいない理由かもしれませんネ。

確かに、ここでは白鳥の背景に雪がありませんし・・・

冠雪の山々をバックに、美しい飛翔シーンを撮ることもできません。


しかし、私にとっては、この川の白鳥が私の野鳥撮影の原点なので、
給餌中止にめげずに、来年も多くの白鳥が飛来してくれるように
心から祈っています。

■撮影 ビクセンFL55Sの対物レンズ+BORG筒+K7 手持ち撮影
次回の更新は、白鳥の流し撮りです。
■鴨の飛翔シーン
福島において
朝、川の下流から上流へ鴨が定期的に猛スピードで移動していました。
白鳥の飛翔を待つ間、この鴨でトビモノの練習をしようと思いました。
練習なのでスピードの落ちる着水寸前の鴨を狙うのではなく、
目前を横切って通過していくスピードに乗った鴨をターゲットに
これをジャスピンで撮れるように、頑張ろうと・・・。
いつも実力がないのに、目標だけは高いのです(大汗)
○鴨の撮影 ビクセンFL55S+K7 トリミング


ここの鴨は、川に沿って飛翔していますので、綺麗に撮るためには
川の中央部に置きピンをすれば、マニュアルでも楽に撮影できますが
それでは手持ちの練習になりません。
唯一の合焦装置であるドロチューブを、撮影の都度元に戻し・・・
置きピンなしに、手持ちで練習を楽しみました。
もちろん、私の技量では、まともに撮れないことは分かっているので
最後はシャッターは切らずに、合焦だけの操作を繰り返しました。



真横から見た鴨って、まるで超音速旅客機のコンコルドのようですネ
それにしても集団でフルスピードの移動は、敵から身を守る術なんでしょうか?
最初は対物レンズにBORG77EDⅡを使用していましたが・・・、
なんと30分もすると重さに負けて、左手がブレブレに(涙)
そこで対物レンズを一番軽いビクセンFL55Sに交換。ホントに情けない・・・
お恥ずかしいことに、体力・腕力なしの超軟弱者なんですヨ~。
「トビモノ手持ち撮影は、まず左腕を鍛えなさい」という あきGGさん のアドバイスが
全く守られておりません(涙)トホホ・・・
対物レンズにフローライトを使用したFL55S、ガムテープによる仮組のシステムから昇格させて
余ったリングを利用してBORGの筒に繋げました。
BORG77EDⅡと同じ鏡筒なので、状況に応じて入れ替えて使用しています。
たまにBORG77EDⅡでは青ニジミが発生しますが、フローライトでは皆無です。
今度BORGより補正レンズが発売されますが、フラットナーなのでしょうか??
青ニジミ対策用の補正レンズならば有難いです。
このビクセンのフローライト鏡、ピントが深いので大変使い勝手が良く、解像度もあり
私の愛用しているFC60CBに負けないくらい魅力的な望遠鏡だと思います。
○ 鴨と同じように、ミサゴも川上に移動していました。トビも上空を舞って・・・・
BORG77EDⅡ+K7 大トリミング

昨年までは猛禽に全く気付きませんでしたが、ここは海に近く自然が豊かなので
猛禽も多いかもしれません。
■白鳥は撮影枚数が多すぎて、整理ができていません。
結局、例年と同じようなパターンの写真ばかりなので・・・、
やる気がなくなったというのが本音です。
写真を見る限りは、全く成長の跡が見られませんが
今年はAF-BORGを一切使用しないで、すべて手持ちMF撮影
ということが例年と違っています。
憧れの信州のように、白鳥の背景が雪景色または冠雪の山々なんていう写真は、
ここでは絶対撮れませんが、給餌禁止になってからの飛来なので・・・
ここに来てくれただけでも白鳥に感謝なんですネ
そうそう・・・
今年も流し撮りに挑戦しました。
昨年同様に天気が良すぎて、なかなかSSが落ちません。
絞り無しの天体望遠鏡ですから、ピーカンだと流し撮りは厳しいです。
BORGから販売されている「絞りM57」が、欲しいと思いました。
福島において
朝、川の下流から上流へ鴨が定期的に猛スピードで移動していました。
白鳥の飛翔を待つ間、この鴨でトビモノの練習をしようと思いました。
練習なのでスピードの落ちる着水寸前の鴨を狙うのではなく、
目前を横切って通過していくスピードに乗った鴨をターゲットに
これをジャスピンで撮れるように、頑張ろうと・・・。
いつも実力がないのに、目標だけは高いのです(大汗)
○鴨の撮影 ビクセンFL55S+K7 トリミング


ここの鴨は、川に沿って飛翔していますので、綺麗に撮るためには
川の中央部に置きピンをすれば、マニュアルでも楽に撮影できますが
それでは手持ちの練習になりません。
唯一の合焦装置であるドロチューブを、撮影の都度元に戻し・・・
置きピンなしに、手持ちで練習を楽しみました。
もちろん、私の技量では、まともに撮れないことは分かっているので
最後はシャッターは切らずに、合焦だけの操作を繰り返しました。



真横から見た鴨って、まるで超音速旅客機のコンコルドのようですネ
それにしても集団でフルスピードの移動は、敵から身を守る術なんでしょうか?
最初は対物レンズにBORG77EDⅡを使用していましたが・・・、
なんと30分もすると重さに負けて、左手がブレブレに(涙)
そこで対物レンズを一番軽いビクセンFL55Sに交換。ホントに情けない・・・
お恥ずかしいことに、体力・腕力なしの超軟弱者なんですヨ~。
「トビモノ手持ち撮影は、まず左腕を鍛えなさい」という あきGGさん のアドバイスが
全く守られておりません(涙)トホホ・・・
対物レンズにフローライトを使用したFL55S、ガムテープによる仮組のシステムから昇格させて
余ったリングを利用してBORGの筒に繋げました。
BORG77EDⅡと同じ鏡筒なので、状況に応じて入れ替えて使用しています。
たまにBORG77EDⅡでは青ニジミが発生しますが、フローライトでは皆無です。
今度BORGより補正レンズが発売されますが、フラットナーなのでしょうか??
青ニジミ対策用の補正レンズならば有難いです。
このビクセンのフローライト鏡、ピントが深いので大変使い勝手が良く、解像度もあり
私の愛用しているFC60CBに負けないくらい魅力的な望遠鏡だと思います。
○ 鴨と同じように、ミサゴも川上に移動していました。トビも上空を舞って・・・・
BORG77EDⅡ+K7 大トリミング

昨年までは猛禽に全く気付きませんでしたが、ここは海に近く自然が豊かなので
猛禽も多いかもしれません。
■白鳥は撮影枚数が多すぎて、整理ができていません。
結局、例年と同じようなパターンの写真ばかりなので・・・、
やる気がなくなったというのが本音です。
写真を見る限りは、全く成長の跡が見られませんが
今年はAF-BORGを一切使用しないで、すべて手持ちMF撮影
ということが例年と違っています。
憧れの信州のように、白鳥の背景が雪景色または冠雪の山々なんていう写真は、
ここでは絶対撮れませんが、給餌禁止になってからの飛来なので・・・
ここに来てくれただけでも白鳥に感謝なんですネ
そうそう・・・
今年も流し撮りに挑戦しました。
昨年同様に天気が良すぎて、なかなかSSが落ちません。
絞り無しの天体望遠鏡ですから、ピーカンだと流し撮りは厳しいです。
BORGから販売されている「絞りM57」が、欲しいと思いました。
■遅くなりましたが、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
帰省先の福島から戻り、やっとネットの環境に復帰です。
福島では、給餌がなくなったために飛来数が減った白鳥に、
今年も逢えました。
天体望遠鏡で初日の出の撮影をした後に、白鳥の撮影へ♪。
○元旦 勿来海岸の初日の出 タカハシFS60CB+K7

例年通りの飛翔シーンも撮影出来て、少しホッとしましたが、
数年に渡る給餌中止となれば、来年の白鳥は??
昨年までは三脚・AF-BORGだった白鳥の飛翔撮影が、
今年はMF手持ち撮影です。
もちろんピンボケ写真の連発で~す(涙)
川で白鳥の飛翔を待っていると・・・
何回も鴨が猛スピードで川の上空や水面スレスレを飛んでいきます。
白鳥よりも鴨の方がスピ-ドが早いので、トビモノの練習に
向いているかもしれませんネ
なんとミサゴやハイタカも川上に向かって飛んで行きました。
例年、白鳥は撮っているのですが、猛禽は全く興味がなかったので
これまではトビのみで、他の猛禽は完全に見落としていたようです。
運が良いと、ここで猛禽の撮影も出来ると分かって
来年の楽しみが、また一つ増えました。
この川の河口でも、ノスリが撮れるようなので・・
来年は猛禽とヤマセミの情報収集をした上で、帰省しようと思います。
■野鳥の写真は整理ができていないので、しばらくお待ち下さい。
本年もよろしくお願いします。
帰省先の福島から戻り、やっとネットの環境に復帰です。
福島では、給餌がなくなったために飛来数が減った白鳥に、
今年も逢えました。
天体望遠鏡で初日の出の撮影をした後に、白鳥の撮影へ♪。
○元旦 勿来海岸の初日の出 タカハシFS60CB+K7

例年通りの飛翔シーンも撮影出来て、少しホッとしましたが、
数年に渡る給餌中止となれば、来年の白鳥は??
昨年までは三脚・AF-BORGだった白鳥の飛翔撮影が、
今年はMF手持ち撮影です。
もちろんピンボケ写真の連発で~す(涙)
川で白鳥の飛翔を待っていると・・・
何回も鴨が猛スピードで川の上空や水面スレスレを飛んでいきます。
白鳥よりも鴨の方がスピ-ドが早いので、トビモノの練習に
向いているかもしれませんネ
なんとミサゴやハイタカも川上に向かって飛んで行きました。
例年、白鳥は撮っているのですが、猛禽は全く興味がなかったので
これまではトビのみで、他の猛禽は完全に見落としていたようです。
運が良いと、ここで猛禽の撮影も出来ると分かって
来年の楽しみが、また一つ増えました。
この川の河口でも、ノスリが撮れるようなので・・
来年は猛禽とヤマセミの情報収集をした上で、帰省しようと思います。
■野鳥の写真は整理ができていないので、しばらくお待ち下さい。